海上救難訓練

芦屋では海上救難訓練を経験することができた

内容といえば一人乗りのゴムボート(通常はパックに収まっていて、飛行機の中では尻の下に敷いている)に乗り海の上をぷかぷかと浮いているだけなので、何もすることは無い

中には釣り道具、を持ってきて釣りをする奴もいるが多分魚が釣れることは無いだろう

 

ただ数人は救難ヘリで救助(回収?)訓練を受けることができる

人数が少ないのでまず希望者を募るのだが私は真っ先に手を上げた

海の上からヘリで救助されることなど一生に一度あるかないか、いや無い方が圧倒的に多いだろう、そんな機会を逃すことは無い

 

30分ほど海に浮かんでいるといよいよヘリがやってきた

合図とともに救助用のワイヤが下りてきてそれを掴まなければならないのが、これが容易にはいかない

ヘリからたたきつける気流で水しぶきは舞い上がりなかなか目を開けられない上にワイヤは揺れて掴むことが一苦労だ

それでも何とかワイヤをつかみ輪っかに体を通すとへりに合図をすれば、後は勝手に引き上げてくれる

ヘリはすぐに砂浜に着陸し歩いて降りることができた、実に快適な救難訓練であった

 

もう二度と体験することは無い貴重な思い出となった