2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

その2

松坂慶子のトークと歌の後にブルーインパルスが飛んだのだが、去年だかネットの書き込みに 自衛隊は松坂慶子の為にブルーインパルスを飛ばせた という書き込みを見た いまだにそんなデマを書いている者がいるのには驚いた ブルーインパルスも普段は訓練空域…

松坂慶子とブルーインパルス

浜松は厳しい思いから書いたがだからと言って辛かったことばかりでもなく、けっこう楽しかったことも多かった ただ人間というもの長い年月が経るとつらかったことははっきりと覚えているが、楽しかったことは具体的に何が楽しかったのかは意外と覚えていない…

ひっそりとファイナルチェック

ある日のこと訓練を終えてしばらくするとその日同乗した教官から呼ばれた そこには普段温厚で怒ることも無い飛行隊長が厳しい表情をして教官と一緒にいた これから飛行隊長と一緒にフライトシュミレーター(今はシミュレーターと言うのだろうが当時はシュミ…

修正できず

その日は天候が不安定でやや不安を残しての訓練となったがランディングに入るまでは何の問題も無かった しかし着陸時にアップウインドウレグから滑走路に向って降下中のことだ いつもより高度が落ちずどう見ても高度が高すぎて着陸できる状態ではない やり直…

やらかす

浜松ではそれまでより訓練も高度になりそれまで感じなかった自分の問題を突き付けられることが多かった 結局、浜松が人生の転換点だったのかとも思う ある日のソロフライトでのことループ(宙返り)に入った時、操縦桿からドドドと振動が伝わってきた T-33は…

初めての居眠り

当時の第一航空団にはブルーインパルスもいた 今は松島の第四航空団でT-4を使って飛んでいるがその当時はまだF-86を使い浜松にいた 浜松までくると訓練時間(飛行時間)も多くなり教官も忙しいためにがくせいの訓練に対して教官が足りなくなることがあった …

第一航空団

芦屋での課程をを終えると浜松(第一航空団)での操縦過程(上級)へと進むことになった この過程を終えればウィングマークを獲得して一人前のパイロットとして認められることになる もちろんそのまま第一線での任務に就けるわけではないが航空自衛隊のパイ…

海上救難訓練

芦屋では海上救難訓練を経験することができた 内容といえば一人乗りのゴムボート(通常はパックに収まっていて、飛行機の中では尻の下に敷いている)に乗り海の上をぷかぷかと浮いているだけなので、何もすることは無い 中には釣り道具、を持ってきて釣りを…