フライト後の評価

フライトを終えると教官によるブリーフィングが行われ最後にその日の訓練結果の評価を渡される

評価は5段階に分かれていて上から

優、秀、良、可、不可にランク分けされている

パイロットは毎日が試験と言われているがまさにその通り

毎日が勝負と言っていいのかもしれない

 

秀は文句なしの出来、優は求められた以上の結果を出したとき

良はとりあえずその日の訓練で求められた結果は達成したときの評価

可は目標の結果には達してはいないが特に駄目だとは言えないレベル

そして不可は赤点である

 

不可の評価を受けるとエリミネーションチェックを受けることになる

そこでこのまま続けて最終的には第一線のパイロットになれるかどうかほ判断される

エリミネーションチェックで不可となればファイナルチェックという最終通告

ー気飛行隊長直々の同乗訓練でファイナルチェックを受けて可をもらったものはほとんどいないー

を受けることになる

 

毎日、訓練後に評価を受けるが秀をもらった優をもらったと言っても安心はできない

優をもらった翌日の訓練で同じレベルであれば評価は秀になりその翌日も同じレベルだった時には評価は良に下がってしまう

 

毎日が試験というのはフライト後に評価を受けるところではなく、実はここにある