航空学生

とうとう憧れの航空学生に入隊することになりめでたくパイロットへの道を歩き出すことになる

 

当時は合格者は100名近くいて実際に入隊したものが70名強。最終的に2年間の教育課程を経てフライトコースに進んだのは50名そこそこだった

 

入隊後最初の2年間は地上教育課程が行われる。形としては全寮制の学校のようなものだがそこは自衛隊、勉強以外にも教練や運動で自衛隊員としての基礎を叩き込まれる。

 

人間年を取り思い出をたどるうちに知ることになるのは楽しかったことよりも苦しかった思い出の方が印象強く残っているものだという事だ。

 

航空学生時代の2年間にはろくでもなかった自分で起こした事件など書くことは色々あるが、最初に入隊当時の隊司令だった村上一佐について語っていきたいと思う